【講師プロフィール】 

柚木佑美(ゆうきひろみ)
舞台や映像で活躍。’95、ネイバーフッドプレイハウス出身のキャリー・ジベッツ先生と出会い、役者としてトレーナーとしてサンフォード・マイズナーテクニックを学ぶ。
新国立劇場演技研究所常任講師
NHK大河ドラマ、朝の連続テレビ小説 月曜ドラマ、23時ドラマなどのアクティングトレーナー。
(講師歴詳細)

 

 

アクターズワークスとは

柚木佑美が立ち上げ、1999年~演技ワークショップを企画制作している団体です。

講師は柚木佑美。
サンフォード・マイズナーシステム【外部リンク】にのっとって、ワークショップを行っています。

柚木自身が役者としての実感をもとに、俳優がプロフェッショナルな仕事をしていくために必要な力を身に付けるため、自立した俳優たちが自分の成長の場として必要に応じて自由に出入りできる訓練の場をつくりたいと思いこの団体を運営しています。
アクターズワークスは、受講者が一人の俳優として人間として正直にいられる環境を約束し、所属がどこかにかかわらず舞台・映像問わず、幅広い俳優の方々にご利用いただいています。

柚木佑美のアクティングワークショップについて
柚木佑美は1995年、キャリー・ジベッツ先生のサンフォード・マイズナーテクニックによるアクティングワークショップを受講し深い感銘を受け、1999年からワークショップを行ってきました。


その特徴
サンフォード・マイズナーテクニックは、その感情表現とコミュニケーションの訓練に大きな特徴があると思います。また、そのことをどう台本に結びつけるかが、とても丁寧に論理的に組み立てられています。
日本の今までの演技訓練は、日本古来の演劇、歌舞伎の影響から外見の形から勉強するものでした。まず台本を読み、台本を読みとり (劇の中の状況を理解し)やってみる。体験的に学ばせるのです。台本の内容で解読できないことのに関しては演出家が教えることが出来ます。しかしそれ以外 は、ほとんど「うまい俳優の演技を見る=芸を盗む」ことしか、感情表現の訓練の方法がなかったのが現実でした。
演技は価値観の多様なあいまいなものです。 そのあいまいさゆえに演じる側も、演出側もコミュニケーションに苦しんできました。 そして、多くの演出家たちが独自の方法を開発したり、個人的に相手を理解する(仲良くなる)ことによってその溝を埋めようとしたりしてきました。


このサン フォード・マイズナーシステムは、スタニスラフスキーシステムをベースにリアルな感情を表現させるもっともシステマティックなやり方です。「感情」という あいまいな世界を具体的に扱うことを可能にしたのです。
感情のエクササイズを使って、自分の感情に気づき、観察し、どうやったらその感情をだせるかにトラ イします。そうすると、まるで水泳の練習か何かのように具体的に、徐々に感情を自在に出したり押さえたりすることが出来るようになるのです。このテクニッ クにそって訓練することによって、自分の真実の感情で役を生きることが手にはいります。つまり自分自身の個性を役に生かす=他の人の真似ではない個性的な 演技が可能になるのです。


そして、相手役とのコミュニュケーションがとれるようになる・・・と言っても、個人的に相手の俳優と仲良くなることとはワケが違います。 リピートエクササイズを練習することによって、演技する上で相手役とコミュニュケーションがとれるようになっていきます。 「相手とセリフのキャッチボールをする」と言われる部分です。
基礎訓練を行った後、キャラクターを作ることを練習し、台本を扱っていきます。その結果、基礎コースで身に付けた「相手とセリフのキャッチボールをする」、役の人物としてそこに存在することが可能になると信じています。


人はひとりひとり違います。誰一人として同じ人はいません。だから「個性」なのです。本来、ひとりひとり練習方法が違って当然です。 このワークショップでは、サンフォード・マイズナーシステムにそって、その人その人の「うまくいく方法」を見つけだしていきます。 だからこそ、他の人では変わることの出来ないその人の演技ができるのです。

 アクターズワークスの歴史

1995年、柚木佑美がキャリー・ジベッツ先生のサンフォード・マイズナーテクニックによるアクティングワークショップを受講し、深い感銘を受ける。
1996年、「ライフ&アクティング クリエイティブ」を立ち上げ、オーストラリア在住のキャリー・ジベッツ先生を年2回、東京に招いてアクティングワークショップをコーディネートする。受講人数はのべ約300人。
1999年、団体名を「アクターズワークス」と改名。柚木佑美自身がワークショップをスタートする。年間約6~8回のワークショップを開催。
2007年7月、「アクターズワークス」代表を釈種さやか氏に移行。同じく年6回程度のワークショップを開催。
2010年10月、釈種さやか氏、ワークショップ制作団体を設立し独立。
 代表は柚木に戻りアクターズワークスとしての活動は休止。
2011年3月、アクターズワークス活動再開。
 代表柚木佑美、有志からなるWS実行委員が制作・運営を担当する。

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3月のリピテションクラスの詳細をアップしました。

 

 

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