月一のリピテションクラス。
初心に返って、相手と向き合う。
リピテションのクラスが終わった後、懇意にしていただいている西山水木さんの舞台の稽古を見に行かせていただいた。そこで、あっという間にシーンが立ち上がってくる面白さを見せていただきました。
また、水戸芸術館プロデュースの「最貧前線」を見て感動! 演出の一色さんとちょっとだけお話しし、「今度またお昼でも・・・色々感想を聞かせて」と言っていただいたり・・・。(「最貧前線」世田谷パブリックシアターでしたが、日本人にはめずらしくお客さんがマジのスタンディングオベーション。5回のカーテンコールでした。)
色々な演技レッスン方法があるが、やはり、お客様の前・カメラの前ではそんな方法論を振り回すことなど無に等しい。全身全霊、その空間に自分を置けるかどうか・・・ただそれだけ。
もちろん、自分がもっともっと上手くなるために、色々な訓練をする。それはとっても必要なこと。
だからこそ、、だからこその方法論なのだ!!!
そこで改めてリピテションということを見ると、オープンしている人には存在感がある。エネルギーがある。そして、人を惹きつける。
人としての気持ちが動き、それが身体の動きとなる。相手と関わる。そこに「何か」が生まれ。それは演技の基礎となる。
間違いない。
何度も言うが、この方法がすべてなどではない。
リピテションなど知らない俳優でも、オープンしている人は大勢いる。
私はたまたま、このやり方に出会い、自分に合っていた。
これを見につかなかったら今芝居はやっていないかもしれない。
前進したい俳優は、自分で自分の訓練方法を見つけて行かなくてはならない。
いい芝居は、人を元気にする!!!