先日のリピ、満員御礼の大人数でした。
東京で演技の訓練をし、いまや関西の劇団で頑張っているコ。
数年ぶりの参加者。
こないだのリレーションクラスの後、尿管結成で倒れ、私に初救急車を経験させてくれたコが元気になって参加。
などなど、多くのメンバーの元気な顔が見られました。
リピテションクラス、月一ではありますが、リピテションのキープアップとともに、ここでみんなの演技の上での近況を聞いたり課題を話し合ったりできる貴重な時間です。
特に、関西組のコはわざわざ劇団の休みとここのリピテションクラスの日程が合うと必ず来てくれます。もう、有難くて涙涙!
彼女が話してくれた前回の公演での失敗の話ですが・・・「目的ばっかりになってしまった」ということ。
演技を訓練する時に、私たちはどうやったらいい演技が出来るか、上手くなれるかを必死に追い求めますが、その結果、いわゆる方法論に寄ってしまうことがあります。
「目的ばっかりになってしまった」というのは、場面に登場する「役」はやるべきことを抱えて出てくる、感情を追いかけるとか何となくセリフを言うのではなく、ちゃんとやろうとしていることをやらなくてはならない・・・ということ。
とっても正しいことです。
でも、基本、お芝居って台本の中の一人の人間を体現する、二次元を三次元にする・・・ことなので、〇〇だけやっていれば芝居ができる・・・ワケではない。
彼女は、自分の役がやらなければならないことをやるだけになって、表面的な表現になってしまって、その裏にある本当に表現したいこと・・・例えばその役が抱える寂しさとか、背景を表せなかったのです。
一つ一つ積み上げて、色を重ねて、演じていく。
その努力や手間はきっと裏切らない。
役の人物の背景をにじませてくれることを信じている!
自分自身も含め、みんな、前進しようね!
エクササイズクラスもまだ募集してます!待ってるぜぃ!!!