私たちはアクターズワークスを推薦します!

(あいうえお順で掲載させて頂いております)

 谷賢一  作家・演出家・翻訳家。DULL-COLORED POP主宰。アトリエ春風舎芸術監督。日本劇作家協会・事業委員。

 

「聞き上手は恋愛上手」なんて言葉がありますが、演劇でも同じことだと思っていて、「聞き上手は演技上手」。相手からいっぱいいっぱい感情や刺激を受け取れることが、僕は「いい俳優」の必須条件の一つだと思っています。

 ただし、演技における「聞く」というのは、耳をすませて相手を「傾聴する」だけじゃなくって、受け取った言葉や感情、刺激や情報に影響されて、つまりは反応して、自分の感情や状態をぐーにゃぐにゃ・バチバチ! と変えていく力が求められます。
 マイズナー・テクニックは、そんな「聞く力」「受け取る力」「反応して変わる力」を育む、素晴らしい稽古方法です。そして僕の知る限り、マイズナー指導に関しては日本で柚木さんの右に出る人はいないと思う。それは知識や技術の確かさはもちろんだけれど、人柄。マイズナーは、本当に身も心もヘトヘトになり、次々と新しい自分と向き合っていくしんどいメソッドで、きちんと心身のケアをしてくれる信頼できる教師がいなければできないことですが、柚木さんはその点、お見事。僕が受講したときも、信頼して身も心も任せられました。
「さぁ、では、何が起こるか、見てみましょう」
「面白いですねー。今回も、いろんなことが起こりましたね!」
 満面の笑みで生徒の変化に嬉々として食いつく、柚木さんの悪魔の微笑みを、是非多くの俳優志望者に体験して欲しいと思います。
 いいか、大変だからな! 生半可な気持ちで受けるなよ!

  

 

谷口正晃  映画監督。2010年『時をかける少女』で長編映画監督デビュー。同作品は第

32回 ヨコハマ映画祭 新人監督賞を受賞。

 

「感情」が「ほんとうに」動いたときに生まれる演技――映画にとって一番大切なものはこれにつきると、撮るたびに実感する。

ストーリーも登場人物も、全てが作りもののフィクションの世界だからこそ、そこでなされる演技には「本物の感情」が備わってなければならない。「本物らしく」ではなく、とことん「本物」でなければ、観客は笑いもしないし涙を流すこともない。

アクターズワークスで実践されている内容を知って、思わず膝を打った。演技に必要な「本物の感情」が実に合理的に、具体的に獲得できるカリキュラムになっているからだ。